我が事務所 ワン・プラス人財研究会の腕利きコンサルタント2人? ベル君とニコ君のある日・ある場所・ある食事中の会話が聞こえてきました。
この前、ベル君が「ぼくも【コア人財】と呼ばれたいな‼」って言ったよね?今日は、その辺のすり合わせから始めようか。
ニコ君は今年で40歳、ぼくは42歳。僕らの上司であるムクさんは53歳。やっぱり人によってコア人財をどう定義するかは違うよね。
会社には20代の人もいれば50代の人もいる、実にさまざまだね。業務経験の量が違うし、生きてきた時代環境も同じじゃない、それに同じ個性の人なんかいないしね。それに会社が僕らに求める人材観も変化してる。いま社員は、【自らの力で途(みち)を切り開く、探求心に富み発想力豊かな主体的な人材になる】ことを求められてる。そして会社自体も、顧客重視と従業員尊重の精神言うなれば人を大事に思う謙虚さ、そして成功するまでひたすらのめり込む経営姿勢、そう、困ったときにどんどん知恵を生むまさに賢い経営が求められてる。先の見えない時代だから常にリスクを感じ取る慎重さも大事だしね。
うちの会社は、去年人事制度が大幅に変更されて、賃金が年俸制になって、成果や実績がより問われるように変わった。【コア人財】という言葉も使いだした。自律性や主体性が問われている、と社長が言ってたしね。身が引き締まる思いがしたよ。
この前記事を読んでてショックだったのは、日本は、“長時間労働”で今の地位=GNPで3位にある(ちょっと前までアメリカに次いで2位だった)、とあった。“生産性”で見ればとても低いのが現状で、何年か後にはGNPは10何位に落ちるとあったんだ。そこまで悪いのか、周りの成長スピードに負けてるんだ、クシュンとしたね。また女性活躍を阻んでいるのは日本の雇用慣行だとも言ってた。いずれにしても“大幅転換”は避けられないところまで来たんだ。
僕ら1人ひとりが“プロフェッショナル(≒コア人財)”になることが真に求められてるんだね‼ もう貯金を使い果たし、変化を受け入れざるを得ないところまで来たんだ。ネットの進展で、日本だけ違うはもう通用しないよ!